山元加津子著『満月をきれいと僕は言えるぞ』『ありがとうの花 - 魔法のメルマガは朝8時に届く』
脳幹出血で倒れた同僚を毎日見舞っている人のお話。「うまく行っても一生植物状態」と言われたのだけれど、意識を回復し、車いすで職場にあいさつに行けるまでに回復。
その様子を毎日メルマガで発信。それを読んだ人の話も出てくるのだけれど、泣ける。
山元さんの「思い」が回復させているのではないかと思う。
出版の順番は『満月をきれいと僕は言えるぞ』が先で、『ありがとうの花 - 魔法のメルマガは朝8時に届く』が2冊目。重複もあるけれど、どちらも泣ける。
中村晃子ほか著『図説 安倍晴明と陰陽道』
目的に合わず。歴史が知りたいわけではありません。
繁田信一著『安倍晴明 陰陽師たちの平安時代』
目的に合わず。著者が書こうとした小説の下調べがきっかけだそうです。
そんなのに付き合う時間はありません。
長野峻也著『潜在力を引き出す 武術の丹田』
まずは、アスペクトがこんな本を出版しているのに驚き。 結構へんなところに興味があるのね(自分もそうだけど)。
「第7章 丹田開発に絶対に必要な心得」が画期的かと思われます。 何のために武術をやるのか、今の世の中、けんかして勝ったってどうにもなりません。 変な修行をして気がふれてしまっては元も子もない。「そのあたりよく心得ておきなさい」とおっしゃっています。
この章より前に書いてあることは、私には本当かどうかわかりません。多分本当のように思えますが。
著者による「丹田開発に必要な訓練」は数ページで説明してあり、これをやれば開発されるそうです。
丹田が開発されても、おなかがぽっこりするんじゃ、「あんまり開発したくないな〜」というのが今の偽らざる心境。
河口慧海著『仏教の長生不老法』
野口昭子著『回想の野口晴哉』
野口晴哉に関心のある人なら皆さんにおすすめ。
近衛文麿の娘にして、野口晴哉の妻という野口昭子の回想録。とくに晴哉の子供の頃の話が時々登場してそれが面白い。う〜ん、私は野口晴哉のようにはなれないな〜(あたりまえだけど)。自分は自分の道を行くしかないのよね。
世の中には知りすぎた故に怯え、何かに寄りかからねば生きていけない人が何と多いことか。まして私のように暗示にかかりやすい人間は、医者にそんなこと(両肺がまっくろ)を言われたら、今まで元気でも、そのとたんからガックリ来てしまうに違いない。
(p. 32)
内野久美子著『運命の流れを知るソウル・リーディング』
一番ピッタリ来るのは、20歳代、30歳代の女性かな〜。
ただ、この本だけ読んで運命の流れを知るのは難しいかな〜。ある程度そういう知識なり感覚なりを身につけた人が読むと「フムフム」と思うことはあると思う。男、かつ30歳代はとうに過ぎた私も「フムフム」と思うことは結構あった。
気になるのは、お子さんとかご自身の話がちょっと多すぎるかなということ。「身内の話ばっかり聞かされてもね〜」という反発は必至かな〜。
運命の流れを知るソウル・リーディング―才能と天職を発見し、居心地よい心で生きる
- 作者: 内野久美子
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2008/10/31
- メディア: 単行本
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